352: 本当にあった怖い名無し 2007/08/11(土) 20:39:35 ID:XuPwrqnW0
「お父さん、おかゆができましたよ」
ああ、母さん、すまんな。食えんのじゃ。
「風邪でもひいた?もう歳なんだから体に気をつけないと…」
すまんな母さん。母さんには長いこと苦労をかけたなあ。
「いやですよお父さん。お互い様でしょ。元気になってくれないと
あたしが寝込んだ時に困りますよ」


うん。そうなんじゃが…。おうそうそう、さっき娘を呼んでおいた。
「あら、先週会ったばかりですのに。あんまり呼びつけてばかりでは
迷惑ですよ。あの子達にも生活があるんですから」
いいんじゃよ。今度ばかりは。
「…?あら、誰か来たわ。…あらあら、いらっしゃい。今ちょうどあなたの話を。
お父さんが風邪で寝込んで。え?臭い?さあ…わたしは別に…どうしたの?
そんなにあわてて」

362: 本当にあった怖い名無し 2007/08/12(日) 01:30:45 ID:sxH3xp1+O
>>352
ニュースになった話が元ネタか

365: 本当にあった怖い名無し 2007/08/12(日) 02:01:56 ID:1MWl+ti9O
>>352がよくわからない

396: 本当にあった怖い名無し 2007/08/12(日) 12:29:39 ID:VgvpvB7S0
>>365
>>366

>>352は何年か前に本当にあった話。
老夫婦が暮らしていて、おじいさんはコタツに入ったまま老衰でシんだんだけど
おばあさんが少しボケていてそれを理解できず、ずっとおじいさんの食事の世話を
していたという実話。
娘だったか近所の人が発見して通報したんだが、救急隊員がおじいさんの遺体を
担架に乗せて運ぼうとしたら、おばあさんが
「おじいさんはちょっと具合が悪いだけなんだよ!連れていかないで!」と
泣きながら救急隊員にすがっていたそうだ。
ボケているとはいえ夫婦愛の強さにみんな泣いた。

399: 本当にあった怖い名無し 2007/08/12(日) 12:46:04 ID:VgvpvB7S0
そのおじいさんはお酒が好きな人だったらしく、発見されるまで
夕食にはおばあさんが毎日、日本酒を一合お燗して出していたそうだ。
そうやって何十年も暮らしていたんだろうな。

398: 本当にあった怖い名無し 2007/08/12(日) 12:34:58 ID:5LdzOXQx0
じわ怖ってよりうるうるきた
こういうの弱い(´Д⊂ヽ

402: 本当にあった怖い名無し 2007/08/12(日) 12:50:15 ID:EuqbGtj50
数日前にも同じような事件があったな。
認知症の婆さんが爺さんがシんだのに気付かず、
近所の人に「おじいさんが起きてこないのよ〜」などと
話したりしていたとか。
そうこうするうちに婆さんも見なくなり、どうしたんだろうと
近所の人が家に踏み込んでみると、爺さんは台所と居間の間で
倒れていて、婆さんは熱中症で危ないところだった。
美しい話の類だが、やはり夏だからぐろいな。

老人が増えるとこういう事件も増えてくるんだろうな。

403: 本当にあった怖い名無し 2007/08/12(日) 12:55:21 ID:l4cyfVLp0
長年連れ添えてこその話だよな
婆さんにそうまでしてもらえる爺さんが羨ましいかも



引用元: ・じわじわ来る怖い話 6話目


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