573: おさかなくわえた名無しさん 2013/07/24(水) NY:AN:NY.AN ID:WX/ZR3l6
たぶん4歳か5歳ぐらいの時だったと思う。
まだ小学校に行ってなかったから。
突然父に「今日からこの人をお母ちゃんって呼びな」って言われた。
母は家にちゃんといるのに、父に急に知らないアパートに連れて行かれて
知らない女の人がニコニコしてて、その女の人の肩に手をまわして
デレデレの父がそう言ったんだ。
今でも覚えてる。私は「なんで?」って言った。
そしたらその女の人の表情がピキッと割れたみたいになった。
父は何かを誤魔化すようにへらへら笑いながら
「ま、急には無理だろうけど、今日からお前のお母ちゃんだ」って。
なんかワケわかんなくて、ただただもうお母ちゃんには会えないのかなって思って
わんわん泣いたことも覚えてる。
親の口からハッキリ説明されたことはないけど、
たぶん父が浮気して、浮気相手と暮らし始めるのに私も連れて行ったんだな。
その日、その時まで、私はお父ちゃんもお母ちゃんも同じように好きだったのに
お父ちゃんは知らない女の人のオットになった。
で、その日からそのアパートで暮らし始めて
翌日から父は普通に出勤していって、昼間は知らない女の人と暮らすことになった。
その人は色んなものを買ってきては私の回りに並べて一緒に遊ぼうとした。
でも私は拒否した。




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