1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/28(水) 21:55:07 ID:Dr8t7I1y0
登場人物。スペックは離婚直前 
俺:30歳フツメン中小企業幹部 
嫁:30歳貞操観念のない銀行員 
間男:30歳クズ銀行員 
間嫁:28歳専業主婦 
菊地:30歳バケモノ 
その他魑魅魍魎 
書き溜めが途切れるまではさっさと書くわ。

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/28(水) 21:56:14 ID:Dr8t7I1y0
発端となる俺の結婚は2007年。大学からの付き合いの彼女と結婚して夫婦共稼ぎで順調な生活を送っていった俺には、余裕ができたら子供を授かるプランがそこにはあった。順風満帆としか言い用がなく、とても幸せだった。 
22のペーペー時代から狂ったように働いていた俺はある程度の地位を保証された下級幹部になっていた。当時俺の年収は手取りで600万+歩合給。 
俺の会社のすごい所はこの歩合給だけで俺が生活できてしまうところ。大体1年で120万くらい。忙しかった俺は行員の嫁を信用し、毎年定期を積増していた。筈だった。後述するけど嫁に抜かれてた。 

歯車が狂いだしたのは2010年の夏。嫁の残業日が心なしか増えてきた気がした。バカな俺は偉くなったから忙しいんだろうなあとかのんきに捉えていた。 

秋。俺は信じられないものを目にする。その日俺は親会社のもとに向かう途中だった。助手席に知らない男を乗せて走っている嫁の車である。見間違えるはずはない。結婚記念日のナンバープレートなんだ。 
状況が掴み切れない俺は大急ぎで携帯で撮ろうとしたがあえなく失敗。ブレブレだった。その後同じようなことは2度となかった。俺の心には陰りが出たが、同僚がたまたま乗ってたんだろうという結論に至っていた。 


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