A美「熱があるので保健室へ行かせてください・・」クズ教師「よし、先生が熱を測ってやる」と自分の額をくっつけようとした・・！！

高校の頃、やたらと特定の女子をえこひいきする数学の先生がいた。

まあ、俺だってむさい男子高校生よりは可愛い女子高生の方がいいから、
そこはまだ許せるのだが、ボディタッチがやたらと多いんだよな。
尻なのか背中なのか、すごーく微妙な辺りに手を置いたりとか、体調不良で保健室へ
行かせてくれという子に、ニヤニヤ笑いながら「せいりか？」と聞いたり。
なんか軍艦巻きみたいな頭の形をしていたこの先生には、「エ軍艦」というアダ名が
ついていた。

当然、みんなからは嫌われまくっていたが、
理系クラスの俺らが数学を無視することも出来ず。
ハラ以外は授業もわかりやすかったので、「可能な限り関わらないようにしよう」
というのがクラスの暗黙の了解になった。

冬休み中、同じクラスのA美と付き合い始めた俺は、三学期が始まって数学の時間が
憂鬱になった。A美がハラ対象だったからだ。
幸い、ひと月ほどは目立ったハラもなく、無事に過ぎたのだが。

その日、A美は風邪をひいたらしく、朝から赤らんだ顔をしていた。
「次の時間数学だから、先に保健室行っておけば？」と言う俺に、
「ありがと。でも、たぶん大丈夫だから。昼から体育だし、数学終わったら保健室行くよ」
と答えていたのだが、どうも授業中に熱が上がったらしい。

とうとう、手を上げて「熱があるようなので保健室に行ってもいいですか」と言い出した。