件名 act1 命の重さを測る器の話
おはよう。3年もコトバをあげられなくてごめんね。
本当はコエを聞かせたいんだけど、私は今やっと目覚めたとこなんだ。聞いて？
俺君の事をずっと考えてた。
あの時どうしてあんなに怒ったのかな、とか。
俺君にとっての私の重さは、私にとっての彼らよりずっとずっと重かったんだね。
嬉しいけど、あの時の私にはそれがすごくすごく重かったんだ。
俺君は私しか居ない世界で私だけを見てた。
それは駄目な事だと、もう気付いてる？
私は俺君も彼らも同じくらい大切だったんだ。
これを母性って言うんだと思う。
あの時の私はアイが溢れすぎてて
俺君のアイの器を壊してしまったんだね。
でもそれはどうしようもない事。
湧水が大河になるみたいなものなんだ。
あの時は上手く説明できなかったけど、こういう事なんだよ。
件名 act2 幸福な知恵の実の目覚め
こんばんわ。職場が変わっても仕事中だと思って
9～18時はメールをしなかっただけで、
ずっと俺君の事を忘れずに考えていたよ。
メザメてからずっと俺君の事を考えてる。アイしてるんだなって思う。
そしてアイされていた事に気付いて、涙がとまらなくなったよ。
私はかの地でかの男女が食べたというあの果実だったんだ。
俺君と彼らは私を食べたから、私より先に 愛 にメザメたんだよ？分かる？
そんな私をメザメさせてくれたのは俺君、アナタなんだ。
この幸福に気付くまでに3年もかかってしまった。私は駄目だね。
こんな駄目な私でもいいのかなって悩んで、
あの時の俺君の気持ちを考えて
やっぱり俺君の所に戻ろうって思えたんだ。
やっと決められたんだよ？
お久しぶりです。
ゎたしはさいき、乳がんぬりました。
食欲もおたまちて、すっかり痩せ細ってしまいました。
しゅぢゅつをしなけれればいけなぁですが、お金がありませを。
なので、あなたに渡したお金七桁万円を返してください。
わたしはあなただけの天使です、
ひらひらと鼻水キのはなびらが間一縷ころ、
あなたという悪魔がやさしい天使になり、
わたしを迎えにきてくれることをしんじてます
私のお姫様(はーと)
私と貴女が一緒にいると、まるで二輪の薔薇が咲いたみたいになるね
あぁ王子様、早く私の所に帰ってきて？
その唇で優しくキッスして
貴女の魔法に酔いしれていたいの…。
私だけの小悪魔魔法使いさん
○○クン元気にしてる？
あの時は最後までできなかったね、
今度はちゃんと最後までしないとだめだぞ
（以下だらだらと新しい職場の事とか絵文字顔文字付きで）
そういえば、ケータイ変わったのワタシに言うの忘れてたでしょ、だめだぞ（なんか顔文字）
とりあえず今度一緒にデートしようね？
それでこの間の続きしてから、うちに遊びに来てね
お母さんに紹介するし、あ、デートには車で来てね○○クンは（以下よくわからない妄言)
○○クンとワタシだったら絶対にうまくいくから安心してね、
ワタシが全部やってあげるから
（以下いかにすごい自分かをだらだら）
